2017年9月15日金曜日

ヒガンバナが開く

房総のむらのヒガンバナも開き始めています。白い「ヤマユリ」、オレンジ色の「キツネノカミソリ」に続いて真っ赤な「ヒガンバナ」です。背景は、下総の農家の長屋門です。
千葉県指定文化財「旧平野家住宅」の近くです。 
風土記の丘のエリアの「印旛沼が見える遊歩道」です。


古墳の中腹に密集するヒガンバナです。

  下総の農家近くの石造物群の周辺です。
 密集するヒガンバナを、真上から撮ってみました。台風が近づいています。これらのヒガンバナが、折れなければよいのですが。(それよりも、「稲穂まつり」の開催も心配です)




2017年9月13日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、むらの架け橋を巡って町並みに戻り呉服店裏、武家屋敷横、堀割を通り資料館へ戻りました。

●資料館脇のオミナエシが盛んに咲いています。
●ウワミズザクラの果実が大きくなり熟しています。
●ヨモギの上部の葉の幅は細く、切れ込みがありません。
●キバナアキギリの開花したものが大分目立ってきました。
●ハバヤマボクチの草丈が2m位になり、数年ぶりにツボミが10個出来ています。風で倒されないよう支柱を立てました。
●ネジバナの花期は手持ちの参考書(千葉県植物ハンドブック)に6~7・9~10月と記載されていました。2期咲きです。
●コミカンソウの柄の半分から先に雄花が咲き、付け根に近い方に雌花が咲いて、果実が出来ていました。
●シラヤマギクの葉にハモグリバエ(葉潜り蠅)の幼虫の動いた跡がありました。成虫は葉の中に卵を産み付け、幼虫は葉の内部で動きながら葉を食べ大きくなります。
●ゲンノショウコの赤花が堀割の岸で咲き始めました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。9月8日(金)の観察に基づいています。 (風)

2017年9月12日火曜日

白露(二十四節気)鶺鴒鳴(七十二候)9月12日~17日 指導は伝統技術保有者です

「ツルボ」です。この季節に、房総のむらのあちこちで見られます。七十二候では「鶺鴒鳴(せきれいなく)」ですが、あの少し長めの尻尾を振る姿を撮ることができませんでしたので、季節の花の紹介です。

季節の花でもう一枚。「ミソハギ」です。風土記の丘の水生植物園です。
 葉っぱが、たくさん広がっています。落花生です。落花生のでき方は、知ってますよね。花から伸びた子房柄が、根のように下に向かって伸びて土の中にもぐりこみ、地中で落花生の実が成長するのです。写真には、根のようなものが、地面に向かってたくさん伸びているのがわかりますか。「稲穂まつり」には、「落花生の収穫」が予定されています。お楽しみに。生の落花生を茹でて食べるのが大好きです(千葉県流?)。 
房総のむらの、体験の指導者の先生方を紹介します。まず始めに、「下総鋏」の「二代目平三郎」の北島和男さんです。北島さんは、全て手造りの「総火造り」ができる数少ない職人です。「下総鋏」は伝統的な工芸品で、その技術を生かして「切出し」「篆刻刀」「ラシャ切鋏」なども鍛えています。平成4年に千葉県指定伝統的工芸品製作者に認定され、平成10年には千葉県の卓越技能章(現代の名工)を受賞しています。テレビにもしばしば出演している、「むらの鍛冶屋」の名物指導者です。 
「木版摺師」の「松崎啓三郎」さんです。平成23年に、荒川区無形文化財保持者に指定されています。松崎さんの技術が、文化財として認められたということです。浮世絵は、絵師とその絵を版木に彫る彫師がいて、さらに、摺師の巧妙な色使いと摺り方で、浮世絵という芸術が生まれるのです。松崎さんには、房総のむらの開館当時から、「木版摺り」を指導していただいています。(松崎さんが摺った浮世絵などは、高いですよ。他の先生の作品も高いですね。) 
最後は、竹細工の指導者「間野政勝」さんです。「房総のむら」では親子二代にわたって、竹製の「ざる」「籠」「竹細工」の指導をお願いしています。熟練者の技・仕事ぶりは、見ていて飽きない、引き込まれてしまうような手さばきです。是非房総のむらで、実演をご覧ください。また、写真のように、伝統的な高度な技の直接指導を受けることもできます。これが「房総のむら」です。

2017年9月7日木曜日

ゴマの葉につく虫


5月下旬に種を播いた黒ゴマは、薄い紫色の花も咲き終わり、緑色の実が実って、今月下旬には収穫の時期となります。
 

このゴマには一月も前から食害がでています。その原因は写真に写っている蛾の幼虫によるものです。
体長9cm程のこの幼虫は、恐らくシモフリスズメガ(又はクロメンガタスズメガ)という種類で、頭部を下に向けた格好でゴマの(実ではなく)葉を食べています。



緑色をしているため、ゴマの葉や実に紛れ、ちょっと見つけにくいのですが、下の写真のように地面に径5~6mmの大きさの糞が多量に落ちているので、地面を見れば発見は容易です(フ)。
 

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から町並みへ、呉服店裏を通って、復元竪穴住居跡を巡ってから資料館へ戻りました。

●資料館出口のプランターに、コナスビの花と果実が出来ていました。
●ツルボが咲き出し、これから最盛期を迎えます。シラヤマギクもこれからが最盛期になります。
●サワフタギの果実が青くなり始めました。
●ツチグリが竹林の坂の途中に数個まとまって生えていました。触ると中心から胞子が煙のように飛び出します。似ているホコリタケには尖った付属物がありません。
●キバナアキギリが一株開花していました。これからむらの主役になります。
●ヤブランはあちこちで咲き、アキノノゲシの淡い黄色の花は、資料館脇の広場で咲き始めました。
●辻広場裏の林の茶の木に実が数個出来ています。実の中には3つの種が出来ます。それを表すように表面には3本の筋が見えました。
●辻広場裏の林のソメイヨシノの幹で、アブラゼミにツクツクボウシが鳴きながら近づいていきましたが、嫌われてしまいました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。9月1日(金)の観察に基づいています。 (風)



※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 9月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 9月10日(日)午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前
○今月のテーマ: 「身近な危険植物(毒草・毒木)」
○参加費: 無料(むらの入場券必要)

2017年9月6日水曜日

白露(二十四節気)草露白(七十二候)9月7日~11日 NHK「坂の上の雲」ロケ地

 季節は秋気が進み露を結ぶ頃「白露」となり、七十二候は「草露白(くさのつゆしろし)」で草に降りた露が白く光る頃となりました。「露」の写真が撮れなかったので、「ツユ」つながりでツユクサです。 
栗も実りの時期を迎えました。茶色を帯びてきたイガが割れ、栗の実が今にもこぼれ落ちそうです。
 旧学習院初等科正堂(重要文化財)近くのコスモスが、咲き始めました。旧学習院初等科正堂は、明治32年に当時の東京市四谷区の学習院初等科の正堂として建てられた建物です。昭和になって下賜され、旧印旛郡遠山村の遠山尋常高等小学校の講堂として使用されたのち、昭和50年に現在の場所に移築されました。この建物では、NHKの「坂の上の雲」、福山雅治やAKB48・乃木坂46などのCMやPVなどでも撮影が行われています。
こちらが正堂内部、正面が演壇です。今年の秋は、9月30日に「美しい日本の歌、世界の名曲を歌声に乗せて」、10月8日には古墳への愛を歌いあげる古墳シンガー「まりこふん」さんの講演会、翌9日には、千葉交響楽団出演による「歴史の里の音楽会」を開催予定です。是非おいでください。
追加 唐辛子です。以前、「江戸野菜」として、房で空に向かって伸びた「八房唐辛子」(後方)を紹介しましたが、手前の唐辛子を見てください。「八房唐辛子」とは逆で、一本づつで先が地面を向いている「日光唐辛子」です。


2017年9月1日金曜日

処暑(二十四節気)禾乃登(七十二候)9月2日~6日 綿がはじけました

七十二候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)」です。房総のむらでも、様々な穀物が収穫の時期を迎えつつあります。「下総の農家」のコシヒカリは、稲穂が膨らみ黄色くなり、穂先が随分垂れてきました。 
早生(わせ)の品種の「ホウネンワセ」を刈り取りました。この後、ほだ掛けをして天日干しです。その後、脱穀、精米をして、9月17日・18日に開催する「稲穂まつり」に「新米」として販売予定です。
「下総の農家」の「長屋門」前の畑の雑穀も、穂先が大きく垂れています。こちらは、餅や団子で食べたことがあるかもしれません「アワ」です。
こちらは、「ヒエ」です。昔から、アワ・ヒエ等は、重要な食糧作物だったわけですが、最近は、家畜や家禽・ペットの飼料としての用途も多いようです。 
そして、「キビ」です。「桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つ私にくださいな~」の「キビ」です。
追加  七十二候「綿柎開(わたのはなしべひらく)」の8月23日には、まだ、緑色の固いボールだった「下総の農家」の綿ですが、ボールがはじけ、中から綿が飛び出しました。やっと綿が現れました。房総のむらでは、この綿から木綿糸を作ります。