2024年6月24日月曜日

萩の花、万年茸

 商家の町並み裏の梅林の境には、ミヤギノハギが少しだけ咲いています。通常は8月ごろの開花なのでずいぶん早いと思います。実はこの株、昨年の秋、緑のボランティアの方々にお願いして、塊になっていた萩を、列に植えなおしていただいたものです。花が早いのはこのところの変な気候かもしれませんし、その植え替えが影響しているのかもしれません。

でも見事に根付いてくれて、この夏は列をなして咲く萩の花を楽しめそうです。

ちなみにミヤギノハギは、花の真ん中の竜骨弁と呼ばれる花弁が、花の上部で反り返っている旗弁より長いのが特徴です。写真の個体は、ちょっと色が濃いのが気になりますが。

また、今日は、房総のむらに接したところで、マンネンタケも見つけました。漢名は霊芝(れいし)。キノコなのに硬く、いつまでも残るので、昔から吉兆として、あるいは民間薬として珍重されていました。実際、現代でも薬効が証明されつつあるようです。

キノコは秋というイメージがありますが、この梅雨の時期は、夏から秋にかけて生えるキノコの発生が多い時でもあります。房総のむらでもあちらこちらにキノコが目につきます。(ひ)



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