商家街並み畳の店で行われた、米井仁先生による畳作りの実演の様子です。
古い畳から、畳表をはがし、畳床をわらで補修して、新しい畳表をつけなおします。道行く来館者の方々も足を止め、今では少なくなった、伝統的な手作業による畳作りをご覧になっていました。先生は積極的に作業工程や道具の話、仕事の話などをお話しいただき、皆さん聞き入っていました。
中でも印象深かったのは、畳包丁のお話。刀鍛冶が鍛えた技ものだとか。また、30㎝程の大きな框包丁を長年研いで使いながら、10㎝程の小包丁になるまで、用途を変えながら使い切ってゆくとのこと。物を大切に使ってきた職人さんの仕事ぶりが伝わってきました。(ひ)
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