2023年6月3日土曜日

煎茶作り

本日は、午前中は台風2号の影響を受け臨時休館。幸い房総のむらは大きな被害はなく、12時から開館できました。

しかし、中止になったり、短縮スケジュールになったりした演目もあり、予約されていた皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。


煎茶作りも当初の予定では、本格煎茶作りとして、葉振るいから5時間かけて、手もみ茶を作る予定でしたが、時間を短縮して、3時間かけて蒸した葉を手でもんでいく作業のみを行いました。

講師の先生は、さしま茶手揉み保存会の野口公輝先生と木村万博先生。さしま茶は、江戸時代に関宿藩が栽培を推奨したお茶で、現在も利根川流域の猿島台地で生産されています。

煎茶作りでは、焙炉(ほいろ)という、下から熱を加える台の上で、先生の指示に従って、丁寧に葉をもんでゆきます。お茶の乾き具合を見ながら、もみ方も変わってゆきます。

みなさん苦労されながらも、先生方の助けも借りながら、針のように細いお茶が出来上がってゆきました。

お家で、自分でもんだ極上のお茶をお楽しみいただくことでしょう。(ひ)

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