房総のむらの商家には様々な看板が立ち並んでいます。
写真の看板をそのまま書き起こすと…
1枚目は「どんぶ里めし」、2枚目は「楚者 うどん きり」
となります。
江戸時代には、このような「くずし字」と呼ばれ、漢字がくずされてひらがなとして使われていた文字がありました。
そのため1枚目は「どんぶりめし」、2枚目は「そば うどん きり」
と書いてあることになります!
…ここで2枚目の看板にもう一度着目してみます。
看板の下側に白いひも状のものが複数ありますが、
これはうどんを表現していて、長さも表現されているそうです!
江戸時代には文字を読めない人もたくさんいたため、このように商品を表現した看板も存在していました!
写真で紹介した看板も今では街中であまり見られないと思うので、看板1つからも歴史が感じられてとても興味深いですね!
房総のむらには写真の他にも「くずし字」が使われている箇所があるので、ぜひみなさんも探してみてください!
今回は商家の看板をご紹介しましたが、みなさんも様々なものに着目しながら、
いつもとは違った視点で房総のむらの町並みを楽しんでみてはいかがでしょうか?(こ)
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