2019年5月24日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家、むらの架け橋、堀割広場、武家屋敷を巡りながら観察しました。


●樹木の花が咲いています。ユリノキ、イボタノキ、カマツカ、ガマズミ、ツルウメモドキ、コデマリ、クロマツ。
 むらの架け橋そばのマユミは、今年は沢山の花が咲いています。
 クロマツは新枝の先端に雌花、基部に雄花が咲きます。


●樹木の果実では、ヒメコウゾの花が果実になりつつあり、ヤマモモ、ビワ、ニワトコ、ナツグミは果実の形になっています。ムベは萼片が脱落し花柱が残っています。


●草本では、ため池でキショウブとスイレンが咲きました。カサスゲ、カモガヤ、ゴウソなどのイネ科やカヤツリグサ科の地味な花も咲いています。
 フタリシズカはこれからが最盛期になるようです。ニガナの黄色い花びらは目立ちます。


●ノヂシャやキュウリグサ、ハナイバナは極小の花です。
 ノヂシャはヨーロッパでは、サラダ用に栽培されます。「チシャ(萵苣)」とは「レタス」のことを言います。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。5月17日(金)の観察に基づいています。 (風)

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