今日は台風で,すごい風がふいています.●この雨で,また今週も,そろそろ終わりになった夏のきのこと秋のきのこが見られることでしょう.●今日は,房総を代表する,2つのイグチ類をご紹介します.●左:アカヤマドリ.直径15~20cmほどになる大型の種類.夏から秋にかけて,房総半島のコナラの雑木林や,シラカシやスダジイなど,ブナ科の森によくみられます.日本,中国,ロシアなどに分布.●右:ムラサキヤマドリタケ.欧州等に分布するヤマドリタケなどがポルチーニとよばれていますが,この種は,日本のポルチーニの仲間の中で,最も美味とされるもの.すごい色ですが,味はイグチの中で最高という人も.日本や中国に分布するアジアの種類で,中国からイタリアなどに食用として輸出されているようです.生の姿がみたい,というイタリアのきのこ同好会誌に,写真を送ったこともあります.●イグチ類は洋風の食べ方があうようです.オリーブオイルでソテーし,ダシを少し入れたあと,最後にかるくバターをからめ,炊きたてのご飯にまぜると,信じられないような美味となります.●この時期,食べたら1本で死んでしまうドクツルタケなどが,同時に生えているので,野生きのこの利用には,くれぐれもきをつけましょう(風+管).
◎残念ながら,房総のむら,では,きのこを含め,野生の生物の採集を禁じています.
◎今日は雨と風がつよく,写真は数日前に,房総のむらで撮影したものです.
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