お盆には、盆棚をしつらえ、様々な供え物を用意して先祖の霊を迎える習俗が広くみられます。
しかし、町場でお盆の飾り付けの材料を、ひと通り揃えるのは大変です。関東地方では、昭和三〇年代頃まで、周囲の農村の人々が盆に必要なものを町場に売りに来たり、盆の市が立ったりしていました。
房総のむらでは、7月27日・28日、お盆を前に、当時の供え物の材料を集め、その商いの様子を商家の町並みに再現展示しています。
特に、水郷佐原あやめパークさんからご提供いただいた、ハスの花は立派です。午前に花が開き、夕方にしぼみますが、4日間花を見ることができるそうです。花の色は最初は薄桃色、次第に黄色味を増してゆきます。(ひ)
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