先週、掘削距離新記録を達成した上総掘り。
本日からついにヒゴグルマが稼働しました。
上総掘りの足場の中で一番目を引く、中央の車輪部分がヒゴグルマです。
その中に人が入り、人力で回転させます。
一見ハムスターの回し車の様ですが、このヒゴグルマには重要な役割が……
上総掘りは、ホリテッカンと呼ばれる掘削道具に竹ヒゴを継ぎ足していくことで、より深くまで掘ることが出来ます。
しかし、継ぎ足しを繰り返すことで竹ヒゴはどんどん長くなってしまうため、それを巻き取る装置としてヒゴグルマを使用します。
これによって、長くなった竹ヒゴが邪魔になることなく作業することができます。
この装置、中で回す人は視界が悪いので、回し加減が難しいそうです。
そのため、外にいる人が指示を出し、連携して竹ひごを巻き取っていきます。
きっと昔の人も、協力し合って井戸を掘っていたのでしょうね!
さて、本日は6人の方が体験に参加してくださいました。
どのくらい掘れたのでしょうか?
本日の掘削深度は50cmでした。合計掘削深度、7.16m。
残念ながら前回の距離には及びませんでしたが、それでも着々と掘り進んでいますね!(莉)
機械も電力もなく、木の枠組みだけで井戸が掘れるなんて驚きです。昔の人の知恵には驚きます。次は、1メートル以上掘り進めるように鍛えてから体験参加します!❗
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