9月10日・11日の2日間、上総・下総の農家では「十五夜」を安房の農家は「月見」の展示をしています。三つの農家において、里芋や栗、カボチャを展示しており、地域別にどのような月見をしていたか知ることができます。
三つの農家で共通していることは、里芋を展示していることです。千葉県内では、十五夜のことを「芋月見」とも言い、供物の中でも欠かせないものでした。
県内の伝承では、「十五夜」を「里芋の帯解き」と呼ぶ地域もあり「十五夜」の日から、里芋を掘って食べてもいい日としていたということです。その他にも、稲作や麦の収穫を月に雲がかからなければ、豊作だとする作物の出来を占う日でもありました。(モ)
上総の「十五夜」
0 件のコメント:
コメントを投稿