令和2年8月29日(土)に鍛冶屋でペーパーナイフと文鎮を製作しました。
最初に重さや持ち手の形など手にしっくりくる金づちを選びました。私は右側の金づちがしっくりきました。
左から2つ目は「ハシ」と呼ばれる、材料を挟む道具です。
火起こしは、本来は杉の葉などを使って火をつけて、木炭とコークスを投入します。(今回は、杉の葉の代わりに新聞紙を代用しました。)燃えている部分の下部には、通気口があり、風が出てくるので、常に高温を保てます。
形を整えるのに、熱して、叩く、そしてまた熱して叩くを繰り返します。その都度形を見て、叩く所や、回数を考えながら作業します。
最後にグラインダーや、やすりを使い持ち手の角を丸めたり、手触りをよくします。
そして、完成した製品は、もう一度熱して、赤黒くなったところで、油に投入します。
細かな泡が消えるまで、油の中に入れておきます。油の中に落とさないように注意します。
油から出したら、おがくずに入れて、触れる温度になるまで待ちます。
出来上がりは・・・・是非、体験に来て、自分の作品を手にしてみましょう。
(この記事は実習の一環として博物館実習生が作成しました。)
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