2020年8月30日日曜日

博物館実習3日目(日ごも編み)

  8月29日(土)、体験実習で日ごも編みをしました。日ごもとは、農作業時に背負う日よけのことです。

 ”日ごも台”と”つづろ”という重しを使い、稲わらの縄で麦わらを編んでいきます。使う麦わらは房総のむらで育てられたものです。

縄の両端に重しをつけた状態

  台上にかけた縄4本、それぞれの両端につづろをひとつずつ巻き付け、垂らしたら、交互に動かし四本ずつの麦わらを編み付けていく作業の繰り返し。

 縄を締め付けすぎたりすると、麦わらが折れてしまうため、きれいな日ごもはできません。また、緩すぎても、麦わらが抜け落ちたり、いびつな形になってしまいます。

編んでいる途中の様子
 単純な作業の繰り返しだけど、ちょっとしたことで形が崩れてしまい難しく、職員の方に助けてもらいながら、何とか完成!
 

 本来は、背中全体を覆える大きさにするのですが、時間の都合上ちょっと小さめの日ごもができました!

今回は実習でしたが、通常の体験で本来の大きさのものも作ってみたくなりました。


(この記事は実習の一環として博物館実習生が作成しました。)


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