2020年2月11日火曜日

房総のむらを守る2020~消防訓練・AED訓練~

 去る1月29日(水)房総のむらでは、職員総出で消防訓練を開催しました。今年は成田市赤坂消防署指導のもと、職員およそ40人が参加して行いました。文化庁は1月26日を「文化財防火デー」と定め、文化財を火災などから守るための運動を展開しています。房総のむらでは、文化財建造物を火災から守る活動として、毎年このタイミングで消火訓練を実施しています。


消防本部に報告
消防車からの放水(左)と旧学習院初等科正堂(右)
水消火器による訓練
 来館した方々も、訓練を放送でお知らせし協力して頂きました。今回は房総のむらの中にある旧学習院初等科正堂(重要文化財)から出火したと想定し、全員ヘルメット着用で訓練にのぞみました。消火訓練・搬出訓練などの役割を真剣に取り組み、万一に備える心構えも高まりました。火災鎮火報告後、屋内に移りAED体験訓練を行いました。


AED心配蘇生訓練
AEDの体験訓練は、5~6人のグループに消防署の救急救命の方が一人説明係となり、それを聞いた後、実際に触るかたちで進めました。倒れている人の意識の確認、呼吸の確認を行ってから機械を装着し使用する要点を皆で共有しました。


AED機械を使った訓練
万一の場面に直面した時は、今回の経験を生かして対応が出来るように訓練を実施しています。消防署員の方のお話の中で、勇気を出して手助けすることが大切だということが印象的です(い)。

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