2017年2月8日水曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家を巡り、資料館へ戻りました。


●今回は、冬の樹木の姿の観察を中心に実施しました。

●冬の植物の観察対象には、前回実施したような冬芽やロゼット(根生葉)などがありますが、落葉樹も冬ならではの枝ぶりの美しさを見ることができます。

●一方、常緑樹は、寒さに対応するため、葉にしっかりしたクチクラ層を含んでいます。
 常緑樹でも、早いものでは翌年に落葉するもの、2~3年付いているもの、数年以上付いているものなどいろいろとあります。
 クチクラ(ラテン語)は英語ではキューティクルと言います。髪の毛を守る表面の組織としてよく知られています。

●上総の農家周辺の林の樹木は、北総地域の里山によく見られるもので、炭や薪、建築や器具などの材として使われています。
 また、上総の農家の庭には、生活に密着した樹木が多く見られます。果実のなる木や神棚や仏壇にお供えする木、防風用の木、垣根の木など様々です。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月3日(金)の観察に基づいています。  (風) 
 
 



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