4人がかりで長さ6mを1時間かからずに完成しました。一人が縄の基を押さえ、二人が左右からそれぞれわらを撚りながら綯う役目、もう一人がわらを手際よく足していく係です。
鴨川市打墨(津部)の「綱つり」行事では、太いわら縄に大きな草鞋、草履、瓢箪、唐辛子をはさんだツトッコ、紙に「大般若十六善神」と書いたお札を下げ、むら境に吊るしますが、今日行ったのはそのためのふと縄になります。
津部では、昔、伝染病が流行った時に、旅の僧侶が教えてくれたのが始まりだとの伝承があります。この行事は現在行われていませんが、作り終えた後会食し、それからむら境に吊るしたそうです。
房総のむらでは会食はしませんが、2月21日に安房の農家近くに2か所吊るします。(フ)
歴史を残して未来へ繋いでほしい
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