2016年8月5日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家・畑から武家屋敷裏を通って資料館へ戻りました。

●資料館脇ではアキノタムラソウの花が盛んに咲いています。
●資料館そばのコヒガンの根元にオトギリソウが咲いています。また、炭焼き小屋へ上がる階段下にも生えています。
 このオトギリソウの葉やつぼみや花びらには「油点」と言われる黒い点々が沢山付いています。これは細胞間隙または細胞内に油滴がたまったもので、ミカン科にも見られます。
●上総の田んぼ手前の池にハリギリの果実が実っています。ヤツデの仲間だけに果実の状態がそっくりです。
●竹林の坂の斜面林で、サジガンクビソウとそっくりな花のヤブタバコが見つかりました。地面から立ち上がった茎が途中で沢山枝分かれしています。
 また、近くで水が染み出ている所にコケオトギリソウが咲いていました。
●上総の田んぼの西側斜面では、一株に沢山花が付いているヤマユリとツリガネニンジンが咲いています。
●キツネノカミソリは先週はつぼみだけでしたが、今日は資料館連絡通路の古墳そばで、ほぼ満開状態で咲いていました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。7月29日(金)の観察に基づいています。  (風)

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