正月は、暦の上で一年の始まりに当たり、「歳神」を迎え祀る行事とされ、年中行事の中でも特になじみ深いものです。
注連縄作りは正月の準備の一つとして欠かすことのできないものでしたが、これは、注連縄が清浄な区域を表すためのしるしであり、この注連縄が張られた所に、「歳神」が来臨すると考えられていたためです。
また、形も地域やその家の風習などによって変わり、下総の農家では、一方が太く他方に向かって細くなっていくゴボウジメ、安房の農家ではエビ型、上総の農家では翌年の月数(旧暦)の足をたらした形をしています。房総地方でも、地域によって注連縄の形や飾り方が異なります。房総のむらの各農家では12月20日(土)から正月の準備を行います。それぞれの地域色豊かな正月風景を、ぜひ見比べてみてください。1月6日まで正月の展示を行います。(MO)
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