2017年3月4日土曜日

キヌサヤの手立て


少しずつ暖かくなってきたので、畑作業は段々忙しくなってきます。
-秋に植え、冬越しした野菜類の世話、ジャガイモの植え付けの他、ナス・キュウリ・カボチャ・ネギなど4月上旬までに種を播く準備等々-

下総の農家では、昨秋10月26日に種を播いたキヌサヤが寒い冬を越して大きくなってきたので、篠竹で支柱を立て、間に枯れ枝などを差し込む作業を行っています。茎が上に伸びていくようにするための誘引ですが、「手立て」と言っています。

手前では、アブラナが咲き始めています。キヌサヤは5月上旬から中旬にかけてが収穫時期です。(フ)
 

2017年3月3日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から武家屋敷を経由して資料館へ戻りました。

●春が近づきコウゾリナ、メマツヨイグサ、マツヨイグサなどのロゼット(根生葉)は、葉の先端を持ち上げ始めました。
●ヤマコウバシの幹に、ツル植物に絡まれ、締め付けられ、節くれ立っているものがありました。この木は、まだ健在でしたが、中には枯れてしまうものもあります。
●竹林のモウソウチクの稈(幹)には、生まれた年が記されていて、伐採の目安にしています。年数がたったものは、地上から50cmのところで切られて、節には穴が開けられています。切った後、つまずかないようにするための高さ、早く腐らせるための穴開け、竹林管理へのいろいろな配慮がされています。
 竹の節のところの盛り上がった線状の形は、モウソウチクは1本、マダケは2本です。
●よしず小屋前のマンサクは、3m位の高いところで花が満開です。
●上総の林では、木の幹が曲がりくねっているものがあります。これは、隣接する木々同士の間で、枝をどのように伸ばしたら、日光をより多く浴びることができるかのせめぎ合いの結果です。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月24日(金)の観察に基づいています。 (風)

2017年2月25日土曜日

現代産業科学館で「炭と暮らす」


 本日より、千葉県立現代産業科学館(市川市)で、房総のむら出張展示「炭と暮らす」を開催しています。
 この展示は、平成28年度房総のむら企画展「炭と暮らす」のミニバージョンで、全国的にも有名な「佐倉炭」「久留里炭」の歴史や、炭の利用方法の移り変わり等を紹介しています。
 普段、燃料としての「炭」を使う機会は減っていますが、炭のパワーを見直すきっかけとして頂ければ幸いです。

●房総のむら出張展示「炭と暮らす」●
会期:2月25日(土)~5月7日(日)
会場:千葉県立現代産業科学館 ドームギャラリー
入場料:無料(ただし、科学館の常設展もご覧になる場合は、入場料が必要です。)
現代産業科学館ホームページ https://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/(は)




 

 

房総のむらの花だより

 本日は、安房の農家の改修工事が終わった屋根の見学を兼ね、資料館から炭焼き小屋、上総の農家を通り、おまつり広場、安房の農家、下総の農家を巡り、武家屋敷を経由して資料館へ戻りました。
 茅葺きの材料は、ススキ、ヨシ、チガヤ・藁(稲や麦)など何種類もの草が使われています。

●冬芽は春が近づくにしたがって膨らんできています。
 ムラサキシキブの冬芽の一番外側の部分は、剥がれ始めています。
 アカマツの冬芽は赤く、クロマツの冬芽は白くなっています。
 マツヨイグサの茎には10cm程伸びているものがありました。
●上総の農家のウメの花が、ようやく咲き出しました。
●安房の農家とその周辺には、備長炭の原料になるウバメガシが、生垣や植込みとして沢山植わっています。またこの葉は草木染めとしても役立ちます。
●ガマズミの実が虫こぶになって残っていました。
 この虫こぶは「ガマズミミケフシタマバエ」と言う虫が果実に卵を産み付けたものです。これは幼虫が果実を栄養とするためで、産み付けられた果実は変形してしまいます。
 ガマズミの虫こぶの名称は「ガマズミミケフシ」と言われています。「ガマズミの毛の生えた実の形をした虫こぶ」という意味を表しています。「フシ」とは虫こぶのことです。
 このように植物名を先頭にして、次に虫こぶの状態を表現し、最後にフシを付けるのが、虫こぶ共通の命名方法です。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月17日(金)の観察に基づいています。 (風)



2017年2月18日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家の畑からよしず小屋を巡って、資料館へ戻りました。

●上総の田んぼ周辺を中心に、越冬する草のロゼットの形を観察しました。
 レンゲソウ(ゲンゲ)の葉は緑色が多い中、真っ赤に色づいているものがありました。
 タネツケバナには開花しているものがあり、オランダミミナグサは今にも咲き出しそうな状態でした。
 オオイヌノフグリは寒さのせいか半開き状態でした。
●普段は入れない上総の農家の畑脇の梅林では、ウメの花が本格的に咲き始めていました。この時期、出入口が3か所設けられ花の近くまで行くことができます。
●上総の農家の畑の畝に、動物の足跡がありました。狸のものではないかと思われます。また、ウメの木の下には、やはり動物のものと思われる小さな糞が2個ありました。
●小鳥たちの気配も沢山あり、キクイタダキも観察できました。
 キクイタダキは「日本国内ではミソサザイ、エナガととも最小の鳥の一種である(Wikipedia)」と言われており、その名前は頭頂に黄色い模様があることから、菊になぞらえての命名です。
 他にも、ジョウビタキやコゲラ、セグロセキレイなどこの季節ならではの小鳥の観察ができました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月10日(金)の観察に基づいています。  (風)

2017年2月17日金曜日

お雛様飾り付けました!


昨年に引き続き、寄贈いただいたお雛様を展示すべく、本日午前中に15人がかりで、春一番の強風が吹く中、飾り付けを行いました。

歌舞伎舞台での雛段の幅を昨年より二間分長くしたおかげで、約160体のお雛様が収まりました(雪洞や小さい持ち物など都合により、一部省略していますが)。

本日から3月5日(日)まで農村歌舞伎舞台に展示していますので、どうぞご覧ください。(フ)

2017年2月12日日曜日

「藍のしぼり染」体験

 来週2月19日(日)は、「藍のしぼり染」の体験ができます。手ぬぐいを、針と糸を使って縫いしぼりし、本藍で染めます。1月に仕込んだ藍甕は、ただいま絶好調!深い藍色に染まります。  
 呉服の店では、講師の大津翠先生の作品をご覧いただけます。長年、房総のむらで、ご指導をいただいていますが、糸を引く力は力強く、いつまでも変わらぬ創作意欲をお持ちです。皆様のご来館をお待ちしています。(A)
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「藍のしぼり染〈手ぬぐい〉」
主に針と糸を使って、縫いしぼりし、木綿の手ぬぐい布を本藍で染めます。
デザインは、参加者の技術や経験に応じ、講師と一緒に考えます。
午前中は、縫いしぼりを実演します。

日時:2月19日(日)12:30~16:00
申込締切:当日12:15まで
対象:小学5年生以上。小学生は引率者が必要。
その他:エプロン・新聞紙・ビニール袋持参。動きやすく、汚れてもよい服装。
体験費:1,300円