2024年9月22日日曜日

博物館の裏仕事

 

房総のむらの商家の町並みに建つ薬の店には、

百味箪笥や竿秤など当時、薬屋で使われていた道具を展示しています。

今回はその中の1つ、薬袋を新しくしました。

開館して間もない頃に作られたもので、汚れや破れが多く目立っていました。




袋は紙の店で作った和紙を使い、

当時の風合いを出すためにほどよく砂でもんでいきます。



古紙の風合いが出てきたら、袋状にし、

麻ひもで口をしばったら完成です。

昔はこのような袋に薬を入れて保存していました。



商家の町並みでは、その店ごとに使われていた道具を展示しています。

そちらもぜひ気にしてみてください。






薬の店店主












0 件のコメント:

コメントを投稿