2024年9月15日日曜日

武家屋敷~十五夜~

 9月15日(旧暦では8月15日)は十五夜です。
 武家屋敷では久留里藩(君津市)をモデルとして9月15~16日に十五夜の展 
 示を行っています。
 武家屋敷の縁側にススキ・オミナエシ・ワレモコウを飾った花瓶と団子、里芋、
 栗を示しています。
 来月には十三夜の展示も行いますので、十五夜と合わせてご覧ください。(モ)


2024年9月14日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です

●観察日 9月13日

●観察者からのコメント

・武家屋敷の庭のフヨウがきれいです。

・上総の農家の庭のヘチマは花のほかに実も見られます。

・上総の林のキバナアキギリはこれから増えてくるでしょう。

・上総の田んぼでは稲刈りが済むのを待っていたヒレタゴボウなどの野草が増えてきます。


観察された場所と植物(◎見頃の花 〇今年初めて)

◎フヨウ(武家屋敷の庭) ◎フヨウ(武家屋敷の庭) ◎ヘチマ(上総の農家の庭) ・キバナアキギリ(上総の林) ◎ヒレタゴボウ(上総の田んぼ) ◎ウスゲチョウジタデ(上総の田んぼ) ・シラハギ(上総の農家横) ・ツリガネニンジン(武家屋敷の生垣下) ・ツルボ(上総の農家の庭)


●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。今月は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

〇開催日時:9月15日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

 ※9月までは午前の開催ですのでお気をつけ下さい。

〇今月のテーマ:「ツユクサの話

〇集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。


2024年9月13日金曜日

秋の花を探す

武家屋敷や農家では9月15日・16日と「十五夜」の展示を行うので、武家屋敷に飾る秋の花を探してきました。

今年はススキの穂をあまり見かけません。穂が出ていない株が多いこともありますが、通勤の道すがら探してみても、低木やクズ、外来種のセイバンモロコシなどに覆われた場所が多く、ススキ自体も少なくなってきたかもしれません。


ワレモコウも少なくなっていますが、草刈りが頻繁に行われるところには残っています。

ワレモコウの傍には、今ではほとんど野生のものを見ることがなくなった、オミナエシ。

ヤマハギの花も盛りを迎えています。

房総のむらでは、秋の七草のうち、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシが自生し、フジバカマとキキョウは植栽されています。(ひ)






2024年9月11日水曜日

江戸の花卉 朝顔

  風鈴獅子系統の花が咲きました。この系統は出物といって、名前通りの形状になる株の出現頻度が非常に低い珍しいものです。正式な名前は「青掬水爪龍葉白総風鈴獅子咲牡丹」。葉は水をすくう手のひらのように丸まっており、白い花の中央部分には細く伸びた管状の花びらの先が広く反り返っています。外側の花びらや一部雄しべが残っていますが、「風鈴獅子咲牡丹」の特徴がよく表れています。(ひ)



2024年9月7日土曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です

●観察日 9月6日

●観察者からのコメント

・上総の溜池でスイレンがきれいです。

・上総の林でキバナアキギリが咲き始め、ヌスビトハギやミズヒキが盛んに咲いています。

・上総の農家の庭のサルスベリが長く咲き続けています。

観察された場所と植物(◎見頃の花 〇今年初めて)
◎スイレン(上総の溜池) ・ヤマハギ(武家屋敷横の梅林) 〇キバナアキギリ(資料館への上総の林道) ◎ヌスビトハギ(資料館への上総の林道) ◎ミズヒキ(資料館への上総の林道) ◎ワレモコウ(資料館裏の広場) ・コバギボウシ(竪穴住居そば) ◎サルスベリ(上総の農家の庭) ◎ケイトウ(上総の畑)

●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。今月は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

〇開催日時:9月15日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

 ※9月までは午前の開催ですのでお気をつけ下さい。

〇今月のテーマ:「ツユクサの話

〇集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。



2024年9月6日金曜日

江戸の花卉 朝顔

8月2日から展示を開始した江戸の花卉「朝顔」。その中には、出物といってなかなか名前通りの形にならない3系統があります。そのうち、1系統で、押し葉やめしべの無い「牡丹咲」の花が咲きました。

上は、ラベルからすると「青糸柳葉紫覆輪糸柳采咲牡丹」(略称「糸柳」)の系統とされているものですが、葉は細長い柳葉ではないし、花の色も紫覆輪ではなくどちらかというと淡紫の地に青の吹雪、花の形は柳采咲というより台咲の牡丹といった感じ。なかなか、思い通りにはなってくれませんが、これはこれで、見ごたえのある花です。

これは、「青掬水爪龍葉白総風鈴獅子咲牡丹」(略称「風鈴獅子」)の系統です。葉は青掬水爪龍葉。系統の特徴が出ていますが、残念ながら花がついていません。しかし、このような様々な葉の形も朝顔の面白いところです。

このほか、今年は「黄縮緬鶏足柳葉淡紫地紅吹雪撫子采咲牡丹」(略称「撫子采咲」)の系統を栽培しましたが、淡紫地紅吹雪色の普通の花が咲いています。(ひ)

2024年9月3日火曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 9月1日

●観察者からのコメント

・秋の七草の一つのヤマハギが水車小横で咲いています。上総の農家横ではシラハギが咲き始めました。

・もう一つの秋の七草のススキが下総の農家前でゆれています。

・稲刈りが始まるころの田んぼのあぜや農道では小さな野草が沢山目立つようになります。

観察された場所と植物(◎見頃の花 〇今年初めて)

・ヤマハギ(水車小屋横) 〇シラハギ(上総の農家横) ◎ススキ(下総の農家前) 〇◎ヒレタゴボウ(下総の田んぼ) 〇◎チョウジタデ(下総の田んぼ) ◎アメリカタカサブロウ(下総の田んぼ) ◎ウリクサ(下総の田んぼ) ◎キツネノマゴ(下総の田んぼ) ・アゼムシロ(下総の田んぼ)