2024年8月25日日曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月23日

●観察者からのコメント

・武家屋敷の庭のムクゲとフヨウがきれいです。

・上総の畑のオクラと呉服の店裏の畑のトロロアオイの花はよく似ています。

 雄しべ雌しべの形をよく見ると違っているのがわかります。

・コバギボウシが林の中の所々で咲いています。

・キツネノカミソリは資料館への上総の林では少し咲いていますが、水車小屋前の通りでは沢山咲いています。

観察された場所と植物(◎見頃の花 〇今年初めて)
◎ムクゲ(武家屋敷の庭) ◎フヨウ(武家屋敷の庭) ◎ヒャクニチソウ(上総の畑) ◎トロロアオイ(呉服の店裏の畑) ◎オクラ(上総の畑) ◎キツネノカミソリ(資料館への上総の林) ○ワレモコウ(資料館裏の広場) ○◎オトギリソウ(竪穴住居前) ◎コバギボウシ(資料館への上総の林)


2024年8月12日月曜日

武具のはなし~火縄銃・十手・鎖鎌・軍配~


8月12日(月)に総屋2階にて、「武具のはなし」を行いました。
講師は前回に引き続き、千葉県立中央博物館大多喜城分館、上席研究員の髙橋覚先生にお話をお願いしました。
今回は火縄銃、十手、鎖鎌、軍配についての取り扱い方や歴史などについて、お話いただき、他にも火縄銃の撃ち方について教えていただきました。火縄銃は銃身に火薬と銃弾を詰め込 むなど、様々な工程を行わないと、撃つことができません。戦国時代の武士は火縄銃を撃つ 
工程を約10秒ほどで行うことができたそうです。
来館者の方々は火縄銃を構えてみたり、軍配を手に思い思いのポーズをとるなどをしていました。(モ)

今回の主役の武具たちです。手前が火縄銃で奥が十手です。


体験者の方と十手などの武具について様々な質問がありました。















予約体験「光る漆喰団子」

 商家の町並み 木工所では、木村博先生をお呼びして、予約体験「光る漆喰団子」を行いました。左官の仕上げ技としての磨き漆喰を応用したもので、漆喰に塗料を塗り、磨いて、ピカピカの漆喰団子を作ります。(ひ)

行程は単純で、まず白い漆喰団子に、石灰と顔料を混ぜた塗料を塗っていきます。
素早く、薄く伸ばします。塗料は使いやすいようにアレンジしたものだそうです。

塗り終わったら、瓶の口で表面を軽くこすってゆきます。塗料が厚いとはがれたりするそうです。

ひたすら、ひたすら磨いた結果です。きっと愛おしいことでしょう。



江戸の花卉 朝顔

 商家の町並みの辻にある朝顔の展示では、花が少しずつ咲き始めました。思い通りの花はなかなか咲きませんが、それぞれに味のある花が見られています。(ひ)

団十郎 大型の茶色の花が咲く人気の品種。狙い通りの花です。

石畳。本来は、その花弁が切れ込み、内側に折れたたまれます。
辻広場では、写真のような青と赤味がかった色の花が見られますが、花が切れ込んでいるものの、内側に折りたたまれているものはありません。

獅子咲きの系統。獅子咲きは出物といって、なかなか出現しない花なのですが、写真の株も思い通りにはなっていないません。しかし、普通の形でも、青い搾りの入った花がとてもすがすがしく、気に入っています。


むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月9日

●観察者からのコメント

・水車小屋前の通りでキツネノカミソリの花が増えてきました。つぼみもまだ沢山あります。

・オトコエシの花を水車小屋前の通りで初めて確認しました。

・ニガクサがもう一か所、水車小屋近くで咲いていました。

・下総の田んぼ道では、ウリクサ、トキワハゼ、アゼムシロの小さな花が咲いています。

観察された場所と植物(◎見頃の花 〇今年初めて)
・キツネノカミソリ(水車小屋前の通り) 〇◎オトコエシ(水車小屋前の通り) ・ニガクサ(水車小屋前の通り) ◎ウリクサ(下総の田んぼ道) ◎トキワハゼ(下総の田んぼ道) ◎アゼムシロ(下総の田んぼ道) ・フヨウ(武家屋敷の庭) ・ムクゲ(武家屋敷の庭) ・キキョウ(武家屋敷の庭)

●自然観察会のお知らせ

自然観察ガイドボランティアによる「自然観察会」を毎月開催しています。今月は以下のとおり開催しますので、興味のある方は是非ご参加ください。

〇開催日時:8月18日(日)10時30分~1時間程度(雨天中止)

 ※夏の3か月間は午前の開催ですのでお気をつけ下さい。

〇今月のテーマ:「サンショウの話」・「アマチャヅルとヤブガラシの比較」

〇集合場所:総屋前 ※開始5分前までに集合してください。


2024年8月8日木曜日

江戸の花卉 「朝顔」

 恒例の、江戸の花卉「朝顔」を8月2日から、商家の町並み辻広場で開催しています。

毎年、様々な系統の朝顔を展示していますが、今年は、「出物(でもの)」といって花の出現が難しい株を、担当の職員に作っていただきました。

朝顔は同じ系統であっても、花や葉の色や形が様々で、一つの株からとったタネでも花の色や切れ込み方が違っていたりしています。

辻広場には「風鈴」「獅子咲」「獅子咲撫子」の3系統の「出物」系統の株があります。特に「風鈴」の系統は葉の形がまちまちで、奇妙な形の葉の株では、今後どのような花が咲くのか、楽しみです。今年は花だけではなく、葉の形の奇妙さにもご注目ください。

なお、花はこれから。お盆のあたりによく咲いてくるのではないでしょうか。

辻広場だけでなく各店先にも朝顔を展示していますので、その多様な色や形を観察してみてください。(ひ)

2024年8月7日水曜日

むらの花だより

 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 8月2日

●観察者からのコメント

・花びらがめいっぱいそり返るヒヨドリジョウゴが咲いています。

・水車小屋前の通りでまだ数は少ないですが、キツネノカミソリが咲いています。

・上総の農家の庭でサルスベリが咲いています。

観察された場所と植物(◎見頃の花 〇今年初めて)

・アキカラマツ(下総の田んぼ道) ・ニガクサ(下総の田の水路際) ◎ヒヨドリジョウゴ(水車小屋横) ◎オミナエシ(上総の畑) ・キツネノカミソリ(水車小屋前の通り) ・ヘクソカズラ(おまつり広場北の坂) ◎サルスベリ(上総の農家の庭) ◎ミソハギ(上総の農家の庭) ◎ヤマハギ(バイパス側の坂)

2024年8月3日土曜日

むらの縁日夕涼み 1日目

 8月3日・4日とむらの縁日・夕涼みが開催されています。閉館時間を19:30まで延長し、体験演目のほか、大道芸や出店などまつりならではの催し物で賑わいを作っています。特に今年は「怪しい」夕涼みがテーマです。明日の御来館(午後からの方が体験演目は多いです。ゆっくりしたい方は午前中がおすすめです。)お待ちしています。

呉服の店 妖怪展示

おまつり広場 「みずあそび」 備え付けの水鉄砲で遊べばす。

掘割広場の出店

大道芸「笑う狐様」 このポーズがむらのブームに??

武家屋敷の光の展示

竹灯籠