6月16日(水)、呉服・小間物の店の職員が藍建を行いました。
6月2日(水)付のブログでは、藍建の準備作業の様子をご紹介しました。今回は、いよいよ藍建の工程に入りましたので再度ご紹介します。
藍建とは、昔ながらの木灰からとった灰汁(あく)を使った本藍の仕込み作業のことです。
はじめに、藍の葉を発酵させてつくった「すくも」と呼ばれるものに灰汁をかけ、粘り気が出るまでこねます。
すくもをこねた時の手です。むにむにとしていて、いつまでもこねていたくなる手触りです。
灰汁を足して緩くなったすくもの鍋を傾けて、準備していた甕へ投入していきます。緊張の瞬間です。
投入後は、途中、日本酒や貝灰を入れ、ゆっくり攪拌していきます。藍はどろりとしているため、腰に力を入れて搔き混ぜていかなければなりません。
ここまででひと段落となります。この後、中石、止石と作業は続きますが、その工程はまた後日アップしますので、お楽しみに!(あ)
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