2019年10月29日火曜日

船頭指南2

商家堀割ではわざ指南道場として年5回、船頭指南を実施しています。10月20日に今年度最後の船頭指南を行いました。
船頭指南について、以前ブログでも紹介しましたが、この体験は、竹竿1本で船を操縦するため大変技術が必要です。体験者の方には、熟練度に応じて段位を認定し、将来的に和船ボランティアの育成をねらうことも船頭指南の目的となっています。

7月19日のブログでご紹介した栃木からお越しのSさんは、今年度5回、すべての船頭指南に参加してくださいました。
回数を重ねるごとに操船もスムーズとなり、竿の扱いも上手に!!!
そこで、最終回の10月20日、Sさんに段位審査を受けていただくことにしました。

ちなみに段位の基準は以下のようになっています。

初段 直線区間をスムーズに操船できること
2段 全区間においてスムーズに操船できること
3段 大人2人を乗船させ、全区間においてスムーズに操船できること
4段 大人3人を乗船させ、全区間においてスムーズに操船できること(停船を含む) 
5段 大人4人を乗船させ、全区間においてスムーズに操船できるとともに、巧みな話術で乗船者を楽しませることができること
(※「巧みな話術」も船頭さんの技術の1つです!)

段位は初段から5段とし、段位の認定は、船頭さんが体験者の技能をみて判定します。
今回、Sさんには4段の段位審査を受けていただきました。   

    
頭に手ぬぐいを巻き、半てん姿も
ばっちりきまっています


当館の職員を乗せて出発!
 
苦手だったクランクもうまくいきました。
そして・・・・・
   
見事、4段合格!!

認定書を持って!!


なお、この船頭指南を始めてから5段の有段者はまだ誕生していないそうです。

Sさんには、来年、ぜひ5段を目指していただきたいと
います。

講師の大野さんにもお世話になりました。
ありがとうございます。

私も自主練をして段位を目指したいと思います!み)

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