2016年12月10日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家から堀割を巡って、資料館へ戻りました。

●センブリは発芽した年には花が咲かず、翌年に開花します。1年目の葉は、地面に貼り付いて栄養を蓄えています。
●種子が地面に落ち、発芽し、幼木となったものがいくつか観察できました。アカマツ、ヤブツバキ、コナラ、シラカシ、ガマズミ、ハリギリ、マユミ、ヤマグワです。
●春に向けてつぼみが膨らんできているものがあります。スイセン、ソシンロウバイなどです。
●冬の植物観察は、冬芽やロゼット(地面に貼り付き冬の太陽光を浴びて、栄養を蓄える形の葉)が主な対象となります。
●クヌギに付く「虫こぶ」は何種類かあります。今日は2mmほどの大きさのクヌギハケツボタマフシが付いていました。
●よしず小屋前のケヤキの木の下には、ケヤキの小さな果実が沢山落ちていました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。12月2日(金)の観察に基づいています。  (風) 


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