2016年12月3日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家から堀割を巡って、資料館へ戻りました。

●カマツカの葉はほとんどが落ちてしまい、果実が見えるようになりました。
●上総の田んぼでは、イヌナズナ、イヌガラシ、ハハコグサ、タネツケバナなどの小さな花と果実が見られます。
●コメツブツメクサ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリの葉が、陽を浴びて春への準備をしています。
●ヒカゲイノコズチの茎に虫こぶ(長さ2cm・幅1cm)がありました。虫こぶの名は「イノコズチクキマルズイフシ」、卵を産み付けた虫は「イノコズチウロタマバエ」といいます。
●タイワンホトトギスのそばにはまだ雪が残っていました。台湾では普通に見られるそうです。
●呉服店の畑のセンダンに果実が沢山できています。果肉にはサポニンを含み多量に食すと害を及ぼします。核には稜があり、端にある穴に紐をとおすとブレスレットができます。
●クロヤツシロランは種子を飛ばした後の殻になったものがありました。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月25日(金)の観察に基づいています。  (風)

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