2015年9月26日土曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館を出発し上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家を通り、むらの架け橋先の坂道を下り、下総の田んぼ、水車小屋、安房の農家を巡って、武家屋敷、堀割広場を経て資料館へ戻りました。
 朝から小雨模様のハッキリとしない空模様でした。

●資料館連絡通路では、クルマアザミの花が咲き始めました。ノハラアザミの変種で、花の下の総苞片が放射状になっています。また、ガマズミやアオツヅラフジの実が色づいて綺麗です。
●上総の田んぼ手前の池の周りで観察できたヒメキンミズヒキの雄しべの数は5~8本です。キンミズヒキ(雄しべの数8~15本)と区別する時に参考になります。
●上総の田んぼで、チョウジタデ(果実が「丁」の字に似ている)が見られます。稲刈り後の田んぼは、植物が元気になるためこれからの観察が楽しみです。
●竹林の坂の途中にオケラが数株観察できました。目立つように目印を付けました。
●上総の農家では、サカキの実やアサガオの実が出来ています。
●安房の農家の畑の奥に、オニグルミの実が出来ているのが観察できました。
●キバナアキギリやツルボ、ヒガンバナの花があちこちで咲いています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。9月18日(金)の観察に基づいています。  (風)

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