2025年3月1日土曜日

武家屋敷ー竹垣作り体験ー

 3月1日に武家屋敷の演目「竹垣作り」が行われました。

午前中は竹垣を構成する一つ、柱の立て方などの講習がありました。

今回は「鉄砲垣」という垣根を作りました。まるで鉄砲が立てかけられている様に見えることからその名が付けられました。

午後は竹垣を実際に組みました。竹と竹を結ぶ時、「男結び」というかけ方をします。「男結び」を初めて結ぶ体験の方が大半でしたが、最後には皆さんとてもご上手に結べ、15時の体験終了時には、目標だった一角が組み終わりきれいな竹垣ができました。来年は異なる竹垣を作ることを考えています。皆様のご参加お待ちしております。





皆さん熱心に活動をされていました。









できた鉄砲垣です。きれいに組むことができました。

(モ)

ベンチの修理

 房総のむらは、開館から40年近くを迎え、いたるところに修理が必要な個所が目につくようになりました。

商家の町並みではかねてより、稲荷の脇のベンチが朽ちていることが気になっていました。この度、とうとうその修理に乗り出しました。

といっても、業者さんに頼むのではなく、材料を買ってきて、手作業で組み立てることで、安くあげます。実は、昨年まで木工所を切り盛りしていた職員の方が、ボランティア登録してくださり、直せるところを直そうということになったのです。

これは解体後。特殊な形のねじくぎなどが使われており、解体には一苦労です。今は解体が終わって、材木に柿渋を塗って乾かしているところです。現場には、ベンチの足だけが残っています。

これは材料を一時的に置いてみて、完成形を検討したものです。
なお、ボランティアの方との協働作業なので、いろいろ工夫しながら、のんびりと作業を進めています。(ひ)





 自然観察ガイドボランティアさんからの情報です。

●観察日 2月28日

●観察者からのコメント

・むらのかけ橋手前両側の花壇では、コセリバオウレンの花びらの真ん中に果実がふくらんできました。

・ヤブツバキの花数が増えてきました。

・ウメはまだつぼみが多い中、花数が増えてきました。

・上総の田んぼ道ではタネツケバナやヒメオドリコソウを見ることが出来ます。

観察された場所と植物(◎見頃の花や実など 〇今年初めて)

◎コセリバオウレン(むらのかけ橋手前両側) ◎コセリバオウレン(むらのかけ橋手前両側) ◎コセリバオウレン(むらのかけ橋手前両側) ◎ヤブツバキ(武家屋敷そばの東屋横) ◎ウメ(白梅・武家屋敷そばの梅林) ◎ウメ(紅梅・武家屋敷茶室前) ◎スイセン(上総の農家横) 〇◎ヒメオドリコソウ(上総の田んぼ道) ・タネツケバナ(上総の田んぼ道)