2012年7月16日月曜日

「藍建て」紆余曲折

 昨年度から、何度か失敗が続いている、灰汁(あく)による藍建て。実は、先月、6月24日に仕込んだ藍も、未だ微妙な状態が続いています。
 仕込んで3日目にきれいな藍色が出てきたと思ったら、その後はどんどん淀んできてしまい、上の写真のように、7月10日頃には黄色いモヤがかかってしまいました。その後、世田谷区民家園の方や、京都の藍染師、中西秀典氏などからアドバイスをいただきながら、下の写真のように、なんとかここまで調子が戻ってきました。 しかし、まだまだ、これから気が抜けない状態が続きます。ガンバレ!藍ちゃん!(え)

1 件のコメント:

  1. 灰汁上げを終えられたようなので、この後の注意点を書きます。
    PHを一番灰汁や消石灰で保てば、数日は今のままの状態を続けると思います。
    しかし、染色可能な状態までもっていこうとすると、朝の撹拌から3~5時間後、5合くらいのふすまを粥状に炊き、熱いままで加えてください。(撹拌なし)夕方に撹拌を行い、留石、残りのふすまを入れるタイミングを確認しましょう!
    中西秀典

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