つやつやしたきのこが、アカマツの幹にはえているよ、ということで見に行くと、ヒトクチタケ(一口茸)でした。
●学名:Cryptoporus volvatus (Peck) Shear
タマチョレイタケ科(タコウキン科,サルノコシカケ科)
●発生の場所:下総の農家の付近、アカマツ樹幹上。
●ヒトクチタケは、マツの切り株,枯死木,などの樹幹上に発生するサルノコシカケの仲間のきのこです.樹木が枯れてかなり初期の段階で発生します。
●傘の表面(上面)はクリの実のような光沢があり,その下面には,網目の胞子を出す組織(管口)があるのですが,クリーム色の厚い被膜をかぶっているのでみえません.成熟すると,この被膜に孔が一つ開く様子がクチのようだということが和名の由来なのでしょう。
●きのこ全体に松ヤニのような樹脂のにおいがあるのが特徴です.サルノコシカケの仲間なので硬く,毒はありませんが,食べられません.薬にもなりません.発生していたアカマツは枯れてはいませんでしたが,次第によわって枯れてしまうかもしれません。
2012年5月15日火曜日
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